【海外でのポーカーデビュー】ポーカーするならどこの国がいいの?
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【海外でのポーカーデビュー】ポーカーするならどこの国がいいの?

Hikaru
執筆者
Hikaru

東京大学教養学部理科一類在籍。高校時代にポーカーと出会い、現在も活動中。CLOViZ株式会社にてライターとして記事執筆を担当。

はじめに

海外でポーカーを打ってみたい、そんな夢を持つ方は少なくありません。近年では日本でもアミューズメントカジノやアプリの普及が進み、プレイヤーレベルも着実に上がっています。しかし、実際に本場のカジノでプレイするとなると、一気にハードルが高まるように感じるものです。

どの国が初心者に優しく、どの国がスキルアップに適しているのか、またアクセスや物価など、考えるべきポイントは山ほどあります。ここでは、海外でポーカーを楽しむ際におすすめの国やその特徴を、様々な観点からお伝えしていきたいと思います。


1.ラスベガス

まずは、王道中の王道、アメリカ・ラスベガスです。ポーカー初心者から上級者まで、憧れの地と言って間違いありません。ラスベガスは街全体が巨大なエンターテインメント空間で、世界中から集まるプレイヤーや観光客で昼夜を問わず活気に満ちています。ディーラーやスタッフも慣れた対応をしてくれますし、「初めてなんです」と言えば、わからないルールを簡単に教えてくれたり、テーブル内でのマナーをさりげなく示してくれることも多いもの。カジノ側も初心者を歓迎する傾向が強いので、初海外ポーカーとしては最高の体験ができるでしょう。

さらに、アメリカ勢は意外なほど「カジュアル」なプレイヤーが多く、特に低~中額ステークスのテーブルでは、とてもリラックスした雰囲気が広がっています。ポーカー以外のカジノゲームを遊び慣れた人が「ちょっとポーカーもやってみようかな」くらいの軽いノリで座っていたり、仕事帰りにビール片手で気軽に遊ぶ人もいます。「海外のポーカープレイヤー=超強豪」というイメージを持っていくと拍子抜けするくらい、ゆったりとしたテーブルも珍しくありません。そのぶん、勝ちやすさという意味でも、アメリカは一押しの国と言えます。

ただし、往復のフライト時間や宿泊費は高めで、移動時間は片道10時間以上、さらに物価上昇の影響で食事やアクティビティも日本より割高です。その点の負担がクリアできれば、やはりラスベガスは夢の舞台と言っていいでしょう。

ポイント

  • 街全体がエンターテイメント空間で、非日常感を味わえる
  • カジュアルなプレイヤーも多く、リラックスした雰囲気でプレイできる
  • 交通費がかさむ、物価が高いなど、金銭的な負担が大きいかも

2.韓国

もう少し手軽に海外ポーカーを経験したいなら、韓国がおすすめです。日本からのアクセスが抜群によく、飛行時間は2~3時間程度。東京から国内旅行に行くのとほとんど変わらない感覚で、気軽に海を渡れます。

韓国のカジノは、実は韓国人が基本的に入場できず、主な客層は外国人旅行者、とりわけ日本人が多い傾向にあります。そのため、テーブルを囲むメンバーは日本人同士ということも珍しくありません。「言葉が通じなくて不安」という方には心強い環境かもしれません。

ただし、韓国のポーカープレイヤーは近年かなり腕を上げており、レベルが決して低くはありません。カジュアルなムードのアメリカ勢よりも、アジアのプレイヤーは競技としてポーカーを捉えている人が多く、戦略的で堅実なプレイをする傾向があります。「勝ちに行く」というよりは、「日本から近場で実戦経験を積む」目的なら韓国は最適でしょう。

ポイント

  • アクセスが抜群
  • 日本人も多く、安心できる

3.フィリピン・カンボジア

次に、アジア圏で他の選択肢を考えると、フィリピンやカンボジアなどが挙げられます。これらの国々は以前は比較的プレイヤーレベルが低く「勝ちやすい」とされていた時期もありましたが、昨今では情報共有やプレイヤー間の学習意欲が高まり、そこまで簡単にはいかなくなっています。

それでも物価が比較的安く、滞在費を抑えられる利点がありますし、観光もしやすいので、カジノ以外も併せて楽しみたい人には向いているかもしれません。

ポイント

  • 物価が安く、滞在費が抑えられる
  • カジノ以外も楽しみやすい

4.ヨーロッパ

ヨーロッパにもポーカーが盛んな国々は数多くあります。例えばイギリスやフランス、ドイツといったヨーロッパ主要国にはカジノが点在し、プレイヤー層も国際色豊か。

しかし、ヨーロッパは観光やビジネスで訪れる人々も国際的な感覚を身につけていて、ポーカーを打つ人々も総じてレベルが高めな傾向があります。

さらに円安や物価の高さを考えると、滞在コストもバカになりません

ヨーロッパは「観光も兼ねて滞在し、その合間にハイレベルな戦いを楽しみたい」という中上級者向けかもしれません。勝利重視よりは、「欧州の文化的雰囲気の中でポーカーを体験してみたい」という目的に適していると言えるでしょう。

ポイント

  • 物価が高い
  • レベルが高く、中上級者向け
  • カジノ以外の観光スポットが豊富

まとめ:どこに行ってもマナーは大事

こうして各国を見ていくと、目的によっておすすめが変わってくることがわかります。たとえば「とにかく本場の雰囲気を味わいたい」というならアメリカ一択、特にラスベガスは理想的です。もし「コストを抑えつつ、海外での実戦経験を積みたい」なら韓国や近隣のアジア諸国が現実的な選択肢になります。一方で「旅そのものを楽しみたい。観光とポーカーを両立させて、異文化交流もしながら腕試ししたい」というなら、ヨーロッパなど他地域への挑戦も面白いでしょう。

また、どの国に行くにせよ、国際的なマナーへの配慮は必須です。英語が完璧でなくても構いませんが、テーブルでは極力共通言語(主に英語)でコミュニケーションする努力はしたいところです。同じテーブルに座るプレイヤーは、自分たちと同じ文化圏でないことがほとんどです。日本語で内輪ノリを続けてしまうと、他のプレイヤーが疎外感を覚えたり、不信感を持ったりする可能性があります。また、海外ではポーカーが娯楽の一環として親しまれている側面が強く、ガチガチに戦略を詰めて無言を貫くより、適度にジョークを交わしながら楽しんだほうが、その場に溶け込みやすいこともあります。国ごとに異なるプレイスタイルや雰囲気を踏まえ、自分なりに「海外ポーカーを楽しむスタンス」を確立すると、より良い体験ができるでしょう。

最後に、資金管理の面でも国ごとの特徴を押さえておきたいものです。アメリカであれば滞在費も高く、持ち込み資金の申告も忘れずに行うなど、事前準備が重要です。アジアであれば比較的移動や宿泊費が抑えられる分、資金はプレイに多く回せるかもしれません。ヨーロッパは観光で散財しがちなので、プレイ資金とのバランスが難しいところです。どの国を選ぶにしても、余裕をもった資金計画や治安情報の下調べは不可欠です。

結局、どこの国が「ベスト」なのかは、あなたが何を重視するかによって変わってきます。勝ちやすさ、アクセスの良さ、観光の楽しさ、文化的な体験、プレイヤーのレベル、物価、言語の壁など、人によって評価基準はさまざまです。最初はアメリカ・ラスベガスという王道から始めるのもいいでしょうし、行きやすさを求めて韓国で気軽に腕試しするのも良い戦略です。自分なりの目的やプレイスタイルを見つめなおし、それに合った国へ飛び立ってみてください。海外でポーカーを打つ経験は、きっとあなたのポーカー人生に深い味わいと新たな視野を与えてくれるはずです。

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会社概要

名称    : CLOViZ株式会社

所在地   : 東京都世田谷区赤堤4丁目13番7号

設立    : 2024年5月7日

代表取締役 : 真崎 颯太郎

URL    : https://cloviz.co.jp