ロイヤル()は、同じの10・J・Q・K・Aで作る、の最高形です。テキサスホールデムでは、7枚から最善の5枚を選ぶとき約0.00323%、およそ30,940回に1回の希少な組み合わせです。
ロイヤルストレートフラッシュの成立条件
10・J・Q・K・Aの5枚がすべて同じスートなら成立します。スペード、ハート、ダイヤ、クラブの4通りがあります。スートが揃わなければAハイのストレートであり、ロイヤルストレートフラッシュではありません。

| 組み合わせ | 判定 |
|---|---|
| 同じスートの10・J・Q・K・A | ロイヤルストレートフラッシュ |
| 同じスートの9・10・J・Q・K | Kハイのストレートフラッシュ |
| スートが異なる10・J・Q・K・A | Aハイのストレート |
ストレートフラッシュとの違い
ストレートフラッシュは、同じスートで連続する5枚を作る役です。そのうち最も高い10・J・Q・K・Aの組み合わせをロイヤルストレートフラッシュと呼びます。標準的な役判定では独立した別系統の役というより、Aハイのストレートフラッシュ、つまりストレートフラッシュの最高形です。
役全体の順位はポーカーの役一覧表で確認できます。
完成したら必ず勝てる?
ロイヤルストレートフラッシュより強い5枚役はないため、相手の別の役に負けることはありません。ただし「を必ず単独で獲得する」とは限りません。テキサスホールデムではの5枚そのものがロイヤルなら、残っている全員が同じ5枚を使うため引き分け()です。
単一の52枚デッキを使うテキサスホールデムで、2人が異なるスートのロイヤルを同時に作ることはできません。2組のロイヤルには重複しない10枚が必要ですが、2人の4枚と共通ボード5枚を合わせても、場に見えるカードは9枚だけだからです。スート自体に強弱はありませんが、この「異なるスート同士のロイヤルを比較する」状況は通常のホールデムでは発生しません。
ロイヤルストレートフラッシュの確率
| 数え方 | 確率 | 目安 |
|---|---|---|
| 5枚だけを配る場合 | 約0.000154% | 649,740回に1回 |
| 7枚から最善の5枚を選ぶ場合 | 約0.00323% | 30,940回に1回 |
5枚の組み合わせは全部で2,598,960通りあり、ロイヤルは4スートの4通りなので、4÷2,598,960=1÷649,740です。7枚の場合は、各ロイヤル5枚に残り47枚から2枚を加えるため4×C(47,2)通りとなり、全C(52,7)通りで割ると約0.00323%です。
これはランダムな7枚が最終的にロイヤルを含む確率です。特定のから完成する確率は、すでに見えているカードによって変わります。確率の基礎はポーカーで覚えたい確率の知識、具体的な対戦勝率はエクイティ計算ツールで確認してください。
ロイヤルを狙ってプレイするべき?
希少だからという理由だけで、弱いを広く参加させるのはおすすめできません。実戦ではロイヤルだけを狙うのではなく、現在のストレート・の、相手の、をもとに判断します。はポットオッズ計算ツール、参加ハンドの基準はGTOプリフロップレンジ表で検証できます。
ロイヤルストレートフラッシュのFAQ
ロイヤルフラッシュとロイヤルストレートフラッシュは別の役ですか?
一般には同じ10・J・Q・K・Aの同一スートを指します。「ロイヤルフラッシュ」が英語名に近い呼び方で、「ロイヤルストレートフラッシュ」は日本で広く使われる呼び方です。
「ロイヤルストレート」という役はありますか?
標準的な役名にはありません。10・J・Q・K・Aのスートが揃っていればロイヤルストレートフラッシュ、揃っていなければAハイのストレートです。
ロイヤルがボードに出たら誰が勝ちますか?
に残った全員が共通ボードのロイヤルを最善の5枚として使うため、引き分けになりポットを分けます。
ハートとスペードのロイヤルはどちらが強いですか?
ポーカーの通常の役判定でスートに優劣はありません。ただし、単一デッキのテキサスホールデムで異なるスートのロイヤルが2人に同時成立することはありません。
ロイヤルはジョーカーありでも同じですか?
ジョーカーやワイルドカードを使うゲームでは、成立条件やファイブカードの順位が変わる場合があります。参加するゲーム固有のルールを確認してください。
まとめ
ロイヤルストレートフラッシュは同じスートの10・J・Q・K・Aで作る、ストレートフラッシュの最高形です。7枚から選ぶ場合の確率は約0.00323%ですが、完成しても共通ボードのロイヤルならチョップになります。希少な役だけを追わず、レンジ・アウツ・ポットを使って判断することが実戦では重要です。



